会社の給料に満足できない…副業を始めたいけど何に注意すればいい?

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人手不足で多くの会社が人材難に悩まされていますが、一方で既存社員の待遇が劇的に上がっているのかというとそうでもないのが現状です。
会社の給料に満足できず副業をしたいと考える場合、会社員として何か注意すべきポイントはあるのでしょうか?
Q.副業をする場合の注意点は?
width=500*画像はイメージです:https://pixta.jp/
A.まずは現職の業務に支障を出さないことが必須です。
ほとんどの会社が就業規則において副業は禁止されているため、そもそも副業は可能なのかという問題が生じますが、筆者の意見としては副業禁止の会社でも副業を行うことは問題ないと考えています。
なぜなら、就業時間「外」に従業員がすることについて、会社は口出しをする権利がないためです。そのため就業規則で禁じられているからといって、必ずしもそれに従う義務はありません。
ただし、副業をする上では次のようなポイントに注意する必要があるでしょう。
 
・本業に支障が一切出ないこと
就業時間後にアルバイトをするのは良いとして、それが原因で遅刻や欠勤が増えたり、睡眠不足で業務効率が落ちたりして本業に支障が出てしまうのはNGです。
また、就業時間中に副業を行うことは法的にもNG(職務専念義務違反)なので避けるようにしましょう。
 
・本業で知り得た機密情報を用いて副業をしないこと
会社の機密情報を活用して副業をしてしまうと、機密情報を外部に漏らしたことになり副業の是非以前に会社から損害賠償請求される恐れがあります。
 
・会社に副業をしていることをあまり公にしないこと
就業時間外の従業員の行動にまで会社が口出しする権利がないということは上記でも述べた通りですが、副業がバレてしまうと就業規則で禁止されていることを理由に懲戒処分などを受けるリスクがあります。
本業に支障が出ていないのであれば本来法的には問題ないはずですが、本業の会社と余計なトラブルになるのを避けるため、副業をしていることはあまりオープンにしない方が良いでしょう。
 
*取材・文:ライター 松永大輝(個人事務所Ad Libitum代表。早稲田大学教育学部卒。在学中に社労士試験に合格し、大手社労士法人に新卒入社。上場企業からベンチャー企業まで約10社ほどの顧問先を担当。その後、IT系のベンチャー企業にて、採用・労務など人事業務全般を担当。並行して、大手通信教育学校の社労士講座講師として講義サポートやテキスト執筆・校正などにも従事。現在は保有資格(社会保険労務士、AFP、産業カウンセラー)を活かしフリーランスの人事として複数の企業様のサポートをする傍ら、講師、Webライターなど幅広く活動中。
【画像】イメージです
* KY / PIXTA(ピクスタ)
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