アートなドーナツの正体は陶器! 草間彌生、ジャクソン・ポロックにも影響を受けたNYアーティスト

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韓国で生まれ、ロサンゼルスからヨーロッパを経て、現在はアーティストとして挑戦するために拠点をニューヨークへ移した、ジェイ・ヨン・キム(Jae Yong Kim)。彼の作り出す陶器で作られたドーナツ・コレクションは見る者を楽しい気分にさせてくれる。

ドーナツは粘土、グリッター、スワロフスキー・クリスタルなどから作られ、表面には色鮮やかな模様のペインティングが施される。一つとして同じものはなく、ジェイにとってどれも特別なものだ。見た目がポップでカラフルなコレクションではあるが、それだけではなく非常にコンセプチュアルなものだとジェイは語っている。彼の手から生まれた作品たちはプロフェッショナルなアーティストとして歩む道と、彼と彼の将来の家族にとってアメリカでの成功した生活とは何かを見つけ出す手助けをしてくれるのだそうだ。

ジェイがニューヨークへ越してきて気付いたのは、人々が「どうやってお金を作るか」「自分はこんなことをしている」といった話題しか話さず、彼にはまるで理解のできない言語を聞いているようだったそうだ。それならば自分で独自の言語を作り、主張しようと思い立った。以前制作した作品の中でドーナツを登場させた際、それが自分を一番ハッピーにさせるものだと確信できていたため、それを介して主張しようと考えた。ドーナツにはジェイがその日感じたことを表現するようにしているとのこと。そのため見ればそれを描いた日を思い出せるほど、一つひとつが特別で思い入れのあるものだ。

陶器のドーナツたちがきっかけで、ジェイは当時の彼にとって未知な領域であったペインティングとカラーリングに挑戦するようになった。その過程で更にアートの歴史へ足を踏み入れるようになり、草間彌生やジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)の作風をドーナツへ取り入れてみたという。

ジェイはニューヨークを中心とした数々のギャラリーでインスタレーションを精力的に行っているので、ニューヨークを訪れる際はウェブサイトでスケジュールをチェックしてから足を運んでみるのも良いかもしれない。


※本記事は (引用元: http://jaeyongkim.com/)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。 関連記事
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