暮らしに活かす二十四節気「大寒」の過ごし方

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daikan0120 暦の上では、もうすぐ冬が終わります。けれど、体感的には今が1年のうちでもっとも寒い時季。厳しい寒さのせいで、体がガチガチに固まってしまわないように、養生するのがポイントです。
暮らしに活かす二十四節気「大寒」の過ごし方
「大寒(だいかん)」
・毎年1月21日頃
・太陽と地球の関係:300度
今日(2018年1月20日)は、二十四節気の最後を飾る「大寒」です。暦の上では晩冬にあたります。とはいえ、この時季の空気は凍るように冷たく、厳しい寒さを実感する頃。首や肩の筋肉が固まりやすいので、こわばりを取り除く養生が必要です。
首や肩などがこり固まって、つかえているような感覚をそのままにしておくと、気(心)のめぐりも滞りがちになってしまいます。毎年、真冬になるとネガティブな感情を抱きやすいと感じている人はいませんか? そんな自覚がある場合は、仕事や家事の合間に、意識して首や肩をまわしてみましょう。また、時間に余裕があれば、ボディオイルを使ったセルフマッサージや、バスタイムを活用した頭皮マッサージも実践してみて。頭部から首筋、肩にかけて軽やかになると、気分もすっきり。憂うつになりやすいこの時季を、前向きな気持ちで過ごせ、もうすぐやってくる春を気持ちよく迎えることができます。
身の回りを整理整頓して春の運気をアップ!
大寒の次にめぐってくる二十四節気は「立春」です。春の始まりを告げる「立春」は、お正月と同じくらい大事な節目といえます。その前にあたる大寒は、年末や大晦日と同じようなもの。ですから、整理整頓をするのがオススメです。大掃除や断捨離のような大掛かりなものでなくていいのです。職場のデスク、自宅のリビングや寝室など、1日の大半を過ごす空間を、気持ちよく過ごせるように整えましょう。場が清まると、新しいエネルギーを取り込みやすくなります。今のうちに、春という生き生きとしたエネルギーを取り込む準備を整えておけば、芽吹きの春を迎えると同時に、いい運や新しい縁に恵まれる予感がします。
豆の神秘的なパワーを手軽に取り入れる方法
立春の前日は「節分」です。今年は2月3日(土)にあたります。節分とは、季節の分かれ目という意味。本来は四季の始まりとされる立春、立夏、立秋、立冬の前日はすべて節分ですが、現在では立春の前日だけを指すようになりました。
節分当日は、夜になってから家中の戸や窓を開けて「鬼は外、福は内」と大きな声で唱えながら、炒った豆(大豆)をまきます。古来、豆には神秘的なパワーが宿っていると考えられていました。だから、豆で鬼退治ができるわけですが、現代の住宅事情では豆まきができない場合もありますよね。そこで、スーパーなどで手に入る、節分用の炒り豆を活用して、豆のパワーを上手に取り入れてみましょう。
年齢の数、あるいはそれにプラス1個の数の豆を、好運と長寿を願って食べるのが昔からの習わしですが、私のオススメは福茶(ふくちゃ)です。作り方を2通り(AとB)紹介しますので、どちらでも、お好みに合わせて試してみてください。
<福茶の作り方>
【A】湯呑に歳の数の豆を入れ、煎茶でも番茶でもお好みの熱いお茶を注ぐ。
【B】湯呑に豆を3粒程度と、梅干し、昆布を入れ、熱湯を注ぐ。しわしわの梅干しは長寿の願いに、昆布は「喜ぶ」に通じています。
どちらも炒り豆がふやけて、香ばしい味わいが楽しめますよ。
厄除けと招福の願いを込めて福茶をいただき、体に豆のパワーを取り入れて、清々しい気持ちで春のはじまりを迎えましょう。
次に巡ってくる二十四節気は、「立春(2018年2月4日)」です。
イラスト・カイフチエリ